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隠れた重症 隠れた浅症

症例

posted by admin


人に備わっている免疫力というものは、
外部からの病原菌や、
病気と呼ばれる症状を引き起こす原因と、
戦うための力です。

一番わかりやすいのは、発熱です。
これは体温を上げることで、
体内で発生している細菌、
その他の害のある菌との闘いが起きている結果です。

発熱は体力を消耗しますから、
体がしんどいと感じますが、
お年寄りでは、発熱自体起こらないことがあります。

これは、体が熱を起こす力がなく、
細菌などを殺す力が働かない状態です。
この状態が続くとどうなるかというと、
ころっと亡くなってしまうことがあります。

小さいこどもなどは、
赤子のころから、うわーっとなるほど、激しい発熱を起こします。
これは体が元気なので、
細菌を倒しにかかるエネルギーが強いのです。

熱が出ると心配になるものですが、
こどもの発熱は、よほどのことがないかぎりは、元気な証拠です。

すぐに解熱をしてしまうことで、
中の病原菌に楽にさせてしまうので、
水分補給や、頭を冷やすなど、
安静にすることの助けをすることのほうが、病気は早く治ります。

気をつけなければいけないのは、
熱が上がりすぎることによる脳症だったり、
熱が上がっているだけでは起こらないであろう、合併症などです。

お年寄りの場合は、
表面的には現れず、深くで進行して、
重症化することが、死につながります。

健康でいられることは、
表面的なことだけでなく、普段の生活で作られます。
見た目元気でも、中では重症であったり、
見た目派手に病気が出ても、
実は治る段階なので軽症であったりということがあります。


最近不摂生かな?と自覚があるのであれば、
今、この瞬間からでも変えることができます。

いつまでも元気でお過ごしください。

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