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鍼灸や整体に行く理由

院長雑記

posted by admin

一般の人にとっては、
マッサージ=もみほぐしの店というイメージが多いのではないかと思います。

マッサージに行ったけれど、よくならない。
マッサージに行ったけれど、すぐ元に戻る。
こういう話をたくさん聞いてきました。

私自身、リラクゼーションやもみほぐしの店出身なので、
なぜそうなるのか、よくわかります。


・お客様は慰安ではなく、治療だと思って通っている人が多い。
→セラピストは体のプロだと思って受けている。

しかし、問題が解消されない大きな理由は、

・セラピストの体についての専門知識が浅い(人が多い)

研修を2週間受けただけの解剖学生理学の勉強をしていない人が、
体を触っていたり、なんちゃって医学知識を頭にいれたまま、
体を触っている人が多いから、問題の解消などができる人はほとんどいません。

法律的には、あんま、マッサージ師という国家資格を持っていなければ、
業としてマッサージをしてよいことにはなっていませんが、
現在、もみほぐしの店などは、リラクゼーションとして、
法律としてグレーな範囲で施術をしています。

結果、セラピストの知識のあるなしは、
実際に受けてみないとわからないという、くじのような結果になります。

怖いのは、知識がないことで、
首をいじったり、腰をひねったりの施術のリスクを考えることなく、
後遺症を残すようなケガを起こすような人がいることです。
毎年、年間数百件の事故の報告がされていますが、
小さな事故やケガも含めたら、とんでもない数になることでしょう。

私自身は、セラピスト、というくくりに入ると。
勉強した量というか、結果が
ひとくくりに見られることが嫌で、
とりあえず国家資格を取ることにしましたが、
実際に勉強してみて、
やってよかった、と心から思っています。
それは、今まで学ぼうとしなかった部分の基礎知識を学ぶことができたので
何が危ないのか等が、わかるようになったからです。

国家資格持ち=結果が出せる人、というのは別の話ですが
最低限、解剖学、生理学の基礎を勉強したという証拠にはなりますので、
勉強した人、という安心感は、
接骨院や鍼灸院、病院などへ行く理由の一つではないかと思います。






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