高齢者になってくると、
筋肉が落ち、細くなってくる人が多いです。
これは肉や魚を食べたときに、
筋肉を作る能力自体が、下がっているという理由があります。

胃腸の調子の変化によって、
油ものがきつくなってきて
量を食べられなくなることも理由の一つです。

介護予防運動指導員という資格がありますが、
その勉強の際に学んだことのひとつに
高齢者の栄養学があります。

高齢者になってくると
実はたんぱく質の栄養失調が起こりやすい、ということでした。

具体的には、血中アルブミンというたんぱく質の成分が
4.1以下であると、栄養失調だそうです。

ひと昔前では、年をとったら肉は控えめに、、、などという話が一般的でしたが、
実はしっかり食べていたほうがよいのです。