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見えない疲れ よくならない 体が重い

症例

posted by admin

体が重い なんとなくだるい という
すっきりしないことが続く時があります。
病院へ行って検査をしても、特に異常はなく
慢性疲労症候群、なんて言われてしまうかもしれません。

慢性疲労症候群、つまり常に疲労する諸症状、ということは
原因ははっきりわからないから、
結果としてはそうでしょう、という診断ですね。

難病が隠れていたりするケースもありますが、
こういうことはまれでしょう。

中医学では、病院での確定診断ができない症状に対して、
違う目線で考えることが多く、
結果、どの臓器、どの経絡に異常があるかを、推測できるときがあります。

陰陽の法則で言えば、気=エネルギーが足りていない、ということであれば
当然、すべての活動におっくうになりますし
エネルギーがありすぎてあまっていると、
なんだかイライラしたり、頭がはちきれそうに痛い、
張ってくる、という症状になったりします。

臓器で言えば、これからは春ですが、
春は、肝を傷めやすい、という時期であります。
肝に異常が出ると、いらいらしたり、怒りっぽくなったり、
眼がおかしくなったり、肝臓の検査数値がおかしくなったり、
汗の出方がおかしくなったり、と、出てくる症状が肝に関わる症状が出てきます。

これは昔の人が、経験則で培った仮説をもとに学ぶ理論ですが、
100%とは思いませんが、結構な確率で当てはまっていると感じています。

特に、お酒は飲まないのに、血液検査などで肝臓の数値が悪い、という人などは、
肝臓の疲労について理屈が立たず、おかしい、と言われます。

当院の患者さんでもそのような方が数人いらっしゃっていますが、
肝臓の経絡への意識をした鍼灸施術をしたら、
改善した、という報告が上がっています。

病院へ受診されてから、鍼灸院の選択、というケースは非常に多く、
良くならないから、試してみるか、とやってくる場合がほとんどです。

本当は、健康維持として来てほしいのですが、
とても酷くなった状態でやってこられる方がほとんどです。

お困りの際に、駆け込んでいただけるのは大変ありがたいと思っていますので、
今後もしっかり勉強して、皆様に還元できるように努力していきたいですね。

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