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声が出にくい  大動脈瘤 反回神経

症例

posted by admin

声がかすれたり、出にくい、という症状は
加齢や疲れなどによるものと思いがちですが、
実は深い大きな症状が隠れていることがあります。

それが、心臓から出る血管の大動脈瘤などです。
声を出すときには、のどの奥にある声門、というところが振動し、
音を発生していますが、
そこを司っている神経が、なんらかの理由で障害されて、
動かなくなることで、声のかすれなどが起こります。

その原因は疲労であったり、加齢であったりする場合もありますが、
声門を動かす神経が、物理的に引っ張られたり押しつぶされたりすることで、
正常な伝達が行われないようになるのです。

大動脈瘤とは、こぶのように動脈が膨らみ、
破裂してしまうと死に至る恐ろしい症状です。
この、こぶがのどの神経にひっかっかり、
声が出なくなるということが、反回神経の麻痺による声のかすれだと言われています。

鍼灸治療ではこの症状の適応かと言われると、
適応にはなりますが、緊急性が高いものです。
確実に医者の診察を受け、対応策を考えるほうが得策でしょう。

病院で診断をして、併行して治療を行っていく上では、
協力できることもあるかと思います。

当院は緊急性の高いもの、
病院と連携した方がよい症状などは、
「医者へ行ってください」とお勧めしています。

相談するだけではお金も発生いたしませんので、
お困りのことがあれば、お問い合わせください。

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