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お通じをよくしたら 便秘

症例

posted by admin


介護職時代に、嚥下障害のおばあさんがいました。
水気をとると、呑み込めずにむせてしまうので、
寒天からお茶のゼリーを作り、
それを食べてもらうことで、水分摂取をしてもらっていました。

汚い話ですが、
そのおかげか、おばーさんは毎日が快調快便。
あまりにもきれいなうんこなので、感動すら覚えました。

野球で例えたら、
内野ゴロをグラブに収めて、
「ッアーイ!」とスローイングしたくなるくらいナイスな球状でした。
ボールになっていないときは、体調が悪いので、
その方の体内の調子はとてもわかりやすかったのを覚えています。

その感動を、当時便秘に悩んでいた叔母に伝えたところ
「私もやってみる!」と実践したようでした。

3か月後に会った時、お腹の調子どう?と聞いてみると、
「すごくいいよ、便秘にならん」と言われました。

その時に、腸の掃除には寒天がいいのだな、
とインプットされました。

治療院を始めて、
便秘の話になったとき、
寒天の話を勧めるようにしているのですが、

最近見た記事の中にも、
腸には脳細胞がたくさんあって、
食べたものが感情に現れる、というような、
大事な役割を果たしているということが書いてありました。

精神疾患の既往がある患者さんに、
食べたものとか、便通を聞くと、
食事はジャンクなものが多かったり、
便秘がちだったり、ということがあると感じています。

酷い人は、
7日~10日とかのレベルでした。
その患者さんには、寒天食べやーと勧め、
ひと月くらいで2日に1回はうんこが出るようになり、
最近はいろいろなことが非常に調子がよい、と報告を受けました。

気分物質であるセロトニンは腸に95%もあるということなので、
うつの理由のひとつには、
腸内がパンパンに詰まって、
活動の余地がない、ということもあったかもしれませんね。

便秘で悩む方は、一度試されてみるとよいでしょう。

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