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冷え性に。

酒マッサージ

posted by admin

酒精の力に感動して以来、
酒のマッサージを再びピックアップして、
日々実験している永田です。
日本酒を軽く手にとって、
手先、足先、肩、膝、胸、背中、腰などにかるくすりこんでいきます。
元ネタである出典の本は「谷澤健一の酒マッサージ」という本で、
すでに絶版となった本です。
ここにマッサージする場所など書いてあるのですが、
ツボの位置だったり、リンパのあるところだったりと、知ってか知らずか、
人体の急所やら治療で重要なポイントになっているのだなあと感心しています。

で、本題。
筋肉の緊張をとることに大変効果がありますが、
最近、冷え性の患者さんの手足にすりこむことをやっています。
すると、治療後に皆さん口をそろえて、
「足が寒くない!」という感想を述べられます。

冷え性にも効果高いのだな、と思いながら続けております。
自分でも試してみましたが、確かに寒さが消えます。

が、もちろん冷えの原因を取っているわけでもなく、
脚自体の血行がよくなった反応ですので、
時間があけば、冷たさは感じるようになりました。
継続することが必要になります。

谷澤健一の本は昔の本ですが、
薬の毒を出す、という記述などは、現代でも生きる知恵であると感じます。
本によると、とある、おすもうさんなどは、
酒マッサージを受け続けていたら、
ひざの下あたりに吹き出物がどんどんでてきて、
それが消えたらすごく楽になった、という話があります。
まるきり、足の三里というツボのところであるし、
鍼灸師としては、
毒だしの反応としてそこから出るのか、という面白さがあります。

冷えやむくみ、さらには重い病気であるがんなどは、
そこに至るまでの道筋が重要です。
食や運動などの生活習慣の積み重ねでできあがるものだし、
がんになってしまった!じゃあ薬で!という発想よりは
がんが生まれない体内環境を作り上げていくことで、
結果、がんが治るというシステムが生まれます。
がん細胞って、人の体に毎日生まれていますが、
成長できない環境(免疫系が強い=健康である)だから、増殖できないんですね。

酒風呂入ると無駄に肌がつるつるになるのですが、
男ですらその実感があるので、
顔パックもやると、並みレベルの化粧水よりは効果が高いと思います。
女性は試してみるとよいかもしれないですね。 

使えるお酒は、純米酒の(醸造アルコールを使わないもの)のみです。
焼酎、ワインなどは体を冷やしてしまうので使えません。





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