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風邪

院長雑記

posted by admin

2週間前でしょうか、のどがやられて咳が出るようになりました。
患者の皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

さて、ひとことで風邪と言っても、
中医学では、分類が沢山あります。
熱はあるかどうか、寒気があるかどうか
痰がでるかどうか、痰の色はどうなのか、
鼻水がでるかどうか、出るなら色、量はどうなのか 等々

それによって、
どこから来ている風邪なのかを推測し、
漢方なり、鍼灸なり、塗布するものや着ているもの、食べるものを気を付けることで、
昔の人は病気を治していました。

熱などもそうなのですが、
基本的に、出てくる症状は抑えないほうがよいです。
病気の原因を毒、と考えた場合(厳密には表現が違いますが、例として)
熱を上げる作用は、体が毒と戦っている状態です。
鼻水、咳なども、毒を外に出す作用です。
下痢や発汗なども、そうなります。

これを薬で下手におさえてしまうと、
症状が抑えられたように見えても、体内に毒が残った状態になります。
この毒の積み重ねで、体質が作られていくので、
一例として慢性的な冷え性になったり、むくみができたりします。

そのような観点から、
私はあまり薬を飲みません。

ただし、なんでもそうしたほうがいいか、というわけではなく、
熱であったら、体温40度以上になるようなら、
解熱剤を使わないと脳炎を起こしたり、生命維持に危険を生じます。

普段使っているお薬が、どのようなもので、
どう効いているのか、
疑問に思う方はネットで名前を検索し、調べてみると良いと思います。


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