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風邪 ぶるっとする

症例

posted by admin

風邪といえば、かぜ、と呼びます。
音読みですとふうじゃ、ですが、
風邪は、陰陽五行論では、春によく現れる邪気と呼ばれています。

冬なら関係ないではないか、と思いたくなりますが、
冬は、風邪、寒気(邪)、湿気(邪)などが複合して悪さを起こしますし、
陰陽五行論は、中国大陸の気象をもとに作られておりますので、
旧暦の春といえば、1~3月を指すので、
実際に風邪が流行る時期は、合っていると考えています。


風邪のひきはじめに、なんだかぶるっと悪寒を感じるということがあります。
これは、風邪が体内に入ったしるしと言われていて
表面に入ったばかりの状態と言われています。

そして風邪が入ってくると言われているのが、
風門、というツボになります。
ここは第二胸椎の横、つまり肩甲骨の内側、かなり上のほうになります。

ここから邪気が入っていき、
体の中にどんどん潜っていくと、
重い症状に変化していきます。

漢方などは、その時々の症状で処方を変えますが、
風邪の初期には、葛根湯がよいというのは、
風邪が体に入ったばかりの時には良い、ということで、

重症化したときに飲んでも、効果がないと言われています。

もしもぶるっとした悪寒を感じるようになったのなら、
背中の肩甲骨の上のほうを、しっかり温めたり、
ほぐしたりするとよいでしょう。

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