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ばね指とアメリカの保険の話

症例

posted by admin


ばね指とは、指を曲げるときに、
ばねをつけたみたいに、途中からガクっと動くようになってしまう症状です。
痛みを伴うことはあったり、なかったりですが、
治らないのではないか?と心配される方もいらっしゃいます。

ばね指は、指を動かす腱が、なんらかの理由で肥大化し、
正常な動きの途中で、引っかかってしまうことで起きます。

治療の方法としては、
てっとり早いのは、外科にいき、
皮膚を開いて、肥大している部分を切除することで簡単に治療されます。

鍼灸治療の場合ですと、
血流をよくする、または指から近位(体に近いほう)の筋肉や腱を動かすところをゆるめることで、
回復を促進することができます。

ばね指といえば、学校時代にアメリカの保険制度の面白い話を聞きました。

アメリカの保険制度は、
日本と違い、すべてを保険で賄う制度になっておりません。

どうするかといいますと、
日本で保険の契約をするように、
医者にかかったときに、ある程度払いますよ、という保険に加入します。

ばね指の手術をすると、うろ覚えですが、6000ドルくらいかかってしまいますが、
医療保険で、そのすべてをまかなうことは不可能です。

しかし、時間をかけてもよい治療を選ぶ場合、
鍼灸でしたら5~10回、1回50ドルの治療費になります。
そちらを選択する場合、かなりの割合で保険をまかなってもらえるという話でした。

結局、症状にもよりますが、
保険者としては、高額なものよりは、低額なもののほうが、
当然リスクもないし、お金も出しやすいということでしょうね。

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