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体の治るしくみ

院長雑記

posted by admin


体の状態を説明するのに、
比喩を用いることがあります。

車が好きな人には、車で例えました。
膝、肘、肩とか、
頭、腰、足首とかが 

それぞれ
エンジンやラジエーター、タイヤなどのパーツだとすると
それを交換したり、メンテナンスすることはできます。
ただしそれは、車体のフレームが整っていることが前提で、

例として挙げるなら、交通事故に遭った車は、
前なり、横なり、後ろがへこんでしまっています。
その状態では、中に納まっているパーツはどうなりますか?
たとえばエンジンだとしたら、
圧迫されすぎて破壊されるかもしれないし、
色々な配線が、断線した状態かもしれない。

納まるところに納まっていないのだから、
仮に新しい部品を差し込んでも、はまらないか、
使えないか、すぐに壊れますよね。

ですから、まずフレームがしっかりした状態で、
パーツを替える作業をしましょう。

というような説明をしたと思います。

軽症であれば、
パーツの交換作業だけで、よくなりますが、
重症ですとそうはいきません。

酷い状態が治っていかないのは、
何がフレームをゆがませているかを、
きちんとわかっていない状態で治そうとするからなのです。

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