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自律神経 3 交感神経と失体感

症例

posted by admin

交感神経は動いていたり興奮しているときに強くなる神経
副交感神経はリラックス状態で強くなる神経です。


現代人に多くなったうつ病というものは、
交感神経が限界まで強くなったあと、
活動する力が切れて、動けなくなってしまったようなものです。

人間は痛みや辛さがあるときに、休もうとします。
しかし、必要に迫られて仕事や家事が休めない状況が往々にしてあります。

そういうとき、脳みそは「痛くないよ」「つらくないよ」という命令を出して、
実際は痛めているのに、実際はつらいのに、
交感神経を強くすることで、
その状態を感じなくさせてしまいます。

休みの日はつらいけど、働いていると元気なんだよ、
という方なんかは、この状態のことが多いです。


この状態は正常な感覚を失っているので、失体感、などと言われます。
この状態は、体と心に鞭うって働かせているので、
いつか限界が来ます。

数年間働きづめで元気だったのに、
ある日突然、何もする気が起きなくなってしまったり。

まじめで一生懸命頑張るひとほど、
こうなってしまう確率が高いです。

患者さんの中には、本当に頑張り屋さんな人がたくさんいます。
お話しを聞いているだけで、
真似もできないし、すごいなーと尊敬してしまいます。
ですが、その分疲れてしまっているので、
力になれないかなーと、いつも考えています。

もしこの文章が目に留まることがあれば、
自分がちょっと頑張りすぎてないかな?と振り返ってみてください。
お近くの誰かと息抜きしたり、リラックスできる趣味に時間を使ったり、
自分が壊れないように、休んでください。

もしも役に立ちそうだと思ったら、ぜんこう治療院に来てみてくださいね(笑)



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