内科の手術や、外科の手術（ヘルニアなど）をしたあとに、
体のあちこちに痛みが出て移動する、という方がいます。

体の内部の環境が変わったことで、
神経の枝の信号が正常に送られないことで、
ランダムに興奮したり、
抑制（反応がにぶくなる）したりすることで起こると考えらえます。

中医学の理論で観察をすると、
脈であったり、経絡ごとのツボの反応がおかしくなっていることがあります。

コップの中の水がいっぱいになっていることが体の正常だとすると、
常にあふれ出していたり、常に半分くらいしか水がない状態になっていることで、
本来は正しく機能するはずの力が働かなくなり、
過剰に動いたり、逆に動かない反応を示すのです。

私がいつもすることは、
休んだら、体が治る環境というのを呼び戻す作業です。
体内が正常に戻ろうとするには、回復が起こらなければいけません。

がん末期の痛みなど、
鍼灸は疼痛（うずく痛み）のコントロールには昔から定評があります。

病院でもどうにもならない、という場合、
相談は無料ですので、ぜひお声かけください。