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【症例】 40代女性 医療職 腕の痛み 腰痛  でご来院

症例

posted by admin


冬になると腕や足が痛くなる。今回は右手
鈍い痛みで触るだけでも痛くなることがある。
立っている時間が多く、最近腰が痛くなってきた。
腕は心配で医者に行ってみたが、痛み止めを貰っただけだった。


腰がやや前傾姿勢。脊椎は湾曲はないが、腰椎はかなり前弯している
腰痛に関わる筋肉その他反応点に反応あり
Oリングテストで心・腎に関わる反応が弱い
Oリングテストの反応は三焦経に多い
下腹部の圧痛が多い。前頭、側頭部に張りが強い

治療方針
心経、三焦経と腎経を整える。
→腰痛の解消
→腕の痛みの解消

治療特記
2点に灸。
反応点に灸すると、はじめは熱をまったく感じなかった。
30壮ほどすえると反応が出てくるとともに、腕の痛みが消失。


治療後
腕の痛みは治療前の自覚を10とすると治療後0になった。
腰痛 治療前10とすると治療後0
歩きやすくなった、と本人談

経過
1週後に再来院
腕の痛みは3日後からまた始まった。
同様の治療を行い、効果もほぼ同様であったが、2回目の時点でかなり長持ちした、とのこと。
その後3回の治療経過後に、腕の痛みは起こらなくなった、と報告あり。



院長のコメント

この患者さんの腕の痛みに対しては、お灸がとても有効でした。
私はOリングテストなどで相手の体そのものに反応点を確かめさせるのですが、
お灸治療に使ったツボは2つだけでした。
のちに書物でツボについて確認したところ、ツボの効能や由来などと合致している点が多くあり、
古代の方々の知識に改めて感心した出来事でした。


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