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吸い玉

院長雑記

posted by admin

昔からある健康療法として吸い玉というものがあります。
別名を吸角とも言います。
美容の世界でも使われていて、海外でもカッピング、などと言われています。

これは丸形のガラス瓶などを、
中の空気を抜く(陰圧)状態でひふにくっつけ、
皮膚をひっぱりあげるものです。

丸形の赤い染みが、
背中や肩についている人は、吸い玉を行った人です。

この染みは、数日経てば消えてしまいますが、
なぜ染みが出るかというと、
筋肉の深部にある老廃物が、表に引き上げられることによる色です。

もっと言うと、毛細血管にこびりついた、
静脈で回収されるはずだった赤血球ではないかと考えています。

これらが皮膚表面に現れることで、
皮膚表面の血管や汗腺を通して、
対外に排出されやすくなることが、吸い玉の効果だと思います。

実際に繰り返し行っていると
色の付き方がどんどん変化していき、
最終的には色がつかなくなり、
体も柔らかく、軽くなります。

治療院で受けると特別なもののように思いますが、
民間療法でも使われてきたものなので、
購入されて、家族でお互いにやり合いっこすると、
お互いが健康になってよいと思います。

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