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バセドウ病

症例

posted by admin

甲状腺(のどのあたり)の病気です。
活動が亢進、つまり過剰に働きすぎて、
発汗ややせ、眼玉が飛び出るような感じになり、動悸などが起こる症状です。

20~40代の女性に好発しますので、
40代ですと、更年期症状と間違える場合もあります。

一般には原因不明とされておりますが、
病院での放射線ヨード、抗甲状腺薬などが有効とされています。

当院では数人のバセドウ患者さんを担当しましたが、
体の状態としては、肝、心、腎が弱い印象を受けました。

体の中のエネルギー(気)の流れのサイクルのうち、
一部が過剰に流れていたりして、
ほかの機能の回転と矛盾が生じて、起こる反応なのかな、と感じました。

なぜそうなるか?というところですが、
お話を聞いていると、
心因的ストレスが原因なことが強いのでは、という印象です。

心身一如、体がくるっても、心が悪くなり、また逆もしかり。

ストレスフリーでいられる考え方、環境など、
普段からリラックスをできる環境を作ることがよいのでしょうね。

ちなみに、患者さんたちは、
バセドウの再発は起きていないようですので、
鍼灸治療には、軽減し、再発を防ぐ効果はあるのではないかと思います。

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