脊髄損傷 2017-09-26 10:17:57
症例
先日のニュースで、俳優が脊髄損傷の大けがをしたというニュースがありました。
それ以前にも、高山というプロレスラーが、脊髄損傷になり、
首から下が動かなくなってしまっている、というニュースを見ました。
私は昔からプロレスが好きでしたので、
高山選手のこともよく見ていました。
スポーツ選手がなるケガの中でも、
脊髄損傷は特に大きな後遺症が残ります。
脊髄とは、脳から下に繋がっている、
背骨によって守られているエリアの神経のことを言います。
ここが断裂したりすると、
そこから下へ命令がすべて繋がらなくなるので、
下半身麻痺などが起こるのです。
脊髄神経は、中枢神経と呼ばれており、
背骨から出ている枝分かれしている神経のことを末梢神経と呼びます。
末梢神経は断裂しても、再生することがあるのですが、
中枢神経は、奇跡の領域でないと、
現在の医学では治りません。
首から下が動けないというのは本当に地獄だと思います。
これからの人生でどのように向き合っていくのか、想像もできませんが、
夢を与えてくれたレスラーたちは、
引退してもケガがつきまとうような体の使い方をしています。
今後一人でもプロレスによるこういう不幸な事故が起こらないように、
モラルや環境を整備していってほしいですね。
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