※症例公開も、本人の許諾を得たもののみ公開させていただいてます。

・聞き取り

日中の頭痛がひどくなるときがあり、
朝起きるとき、割れるような頭の痛みで目が覚め、
酷いと起き上がることができず、仕事を休むときもある。

疲れが溜まってくると、ひと月に１度程度起こる。

医者に行ってみたが、レントゲン、CTなどには異常がなく、
痛み止めを処方されるのみ。
ひどいときは痛み止めを飲んでも効果がない。

フットサルをやったときに膝が痛くなり、転んで手をついたときから（前）腕がなんとなく痛い。
腕、膝は受診歴無し。

・観察

皮膚の色は全体的に黒く、臍部周辺に湿疹が多く出ており、
圧痛も散見される。脈は肝、脾の弱

頭部は側頭部に強い張りがあり、
目の酷使からか、後頭部の筋の緊張が強い。
膀胱経上に反応点が多く、足など末梢にも圧痛反応が強くでていた。


治療のポイント
・身体の全体的な疲労が強いため、元気の底上げ
・頭部の経絡の流れをよくする
　下肢からの気ののぼりをよくする
・腕、膝の治療


施術後の患者さんの感想、経過
当日：体が軽くなり、腕は痛みがなくなり、膝は最初の痛みがが１０としたら、３くらいになった実感があった。　頭の重さが取れた。

再診時：今週は頭痛が起こらなかった、膝はその後順調に回復、腕は痛み再発なし、と報告あり。
その後２～３週に一度来院。
４回目来院時、頭痛がほとんど起こらなくなった、と報告を受けました。

外見的に、3回目ごろから顔色がよくなってきました。

以降、メンテナンスとして３週～５週に１回来院されてます。