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磁力の影響 北枕の意味

院長雑記

posted by admin


先日参加した勉強会にて、
磁力が人体に及ぼす影響について実験をしました。
曰く向いている方角によって、人間が地球の磁力から受ける影響が変わり、
休んでいるときは、北に頭を向けると、回復が強くなる、ということでした。
そのチェックはどうするかと言いますと、
Oリングテストを使うので、
疑いのバイアス、信用のバイアスがかかっている可能性はありますが、
とりあえず数人で実験したところ、そのとおりの変化が見られました。

日本では北枕は良くない、という言い伝えがありますが、
これは先生によると、
昔のインドなどで、頭を北に向けて寝ると休まることが体験的にわかっていて、
病人は意識的にそのように寝せて、
亡くなった人に対しても「せめてやすらかに」という理由で、
北にして寝かせるという理由がある、という話でした。

それが大陸を渡り、
「死人は北枕」という風に伝聞したのではないか?と推測していました。

北枕だけでなく、体の向きは西側がよい、という話がありました。
タイやインドの涅槃像なども、そのように向いている、という話です。
おそらく、全部がそういう意図で作られているわけではなさそうですが、
言い伝えなどをもとに作った仏像などは、
同じ向きを向いているのかもしれませんね。

頭が北向きで、体は西向き。
これは、右側を下にして寝る態勢になりますが、
肝臓が下になります。
心臓からの血流のサイクルからすると、
肝臓に血液を送るのが楽になります。

実際には右下よりも、
左下で寝るほうがよいという話のほうが多くみられます。
こちらは、消化機能の亢進や心臓への負担が少なくなる、という話です。

北向きの根拠は証明することが難しいですが、
北向き+右下、という寝方がよい、というのは
その人の状況によって違うのではないか?と考えました。

肝臓の疲労が強い場合とか(右下)
胃腸の弱っている場合など(左下)ですね。

個人的には、左下にして寝るほうが楽です(笑)


そんな話を今日の患者さんにしたら、
「いつも右を下に寝てるけど、逆だとしんどくて寝れないんだわー」と。
大きな体の方なので、肝臓のことが関係があるのかな?と思いました。

先生によると、
敏感な人は、頭の方角を変えるだけでも、
体質に変化がでる、ということでした。

寝る時の環境といえば、
思いつくのは地下水流の関係などですが、また別のお話ですね。

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